KADOKAWAにサイバー攻撃のグループの犯行声明

ニコニコ動画がサイバー攻撃されてサイトが閉鎖されているとは知っていましたが、犯行グループから犯行声明が出るなど、思っていた以上に深刻な問題みたいですね。

KADOKAWAにサイバー攻撃 ハッカー集団が闇サイトで犯行声明

どうもこの「ブラックスーツ」という集団はロシア系ハッカー集団ということで、政府系機関を狙わずに、私企業を攻撃したということは、外貨集めが目的でしょうか。

ロシア系ハッカー犯罪集団が闇サイトに犯行声明 ニコニコ動画サイバー攻撃

サーバーを趣味で運営している身からすると、サーバーのダウンはともかく、踏み台にならないよう気をつけたいものです。

Let’s EncryptでのDNSKEY Missingエラー

このホームページは、Let’s EncryptでのSSL化をしていますが、証明書の更新にあたりDNSKEY Missingエラーが発生しました。

実は、サーバー停止中にGoogle Domainsのサービス終了を知り、お名前ドットコムにドメインを移管させていたのですが、DNSSECが無効化されずに移管したため、DNSSEC検証に失敗し、DNSの名前解決ができずエラーになっていたのが原因でした。お名前ドットコムのサポートに連絡し、DNSSECの無効化を依頼し解決しました。

この問題は移転当時も話題になっており、無効化してから移管させたつもりでしたが、反映に時間がかかる場合もあるそうで、その間に移管させたのが失敗だったかもしれません。移転前にwhois情報を確認し、DNSSEC: signedDelegation→DNSSEC: unsignedの確認をしてから、手続きを行った方が確実かもしれませんね。

 

LK-99について

少し前から一部では話題担っていた常温超電導物質とされる「LK-99」について、追実験の結果、懐疑的な見解が示されつつあるようです。

https://gigazine.net/news/20230807-lk-99-superconductor-nature/

ところでWikipediaの検証状況を見たところ、国ごとに傾向が違うというのも興味深いところです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/LK-99

プライバシーポリシーの記載について

Google AdSense使用にあたり、EUの一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)対応で、このサイトのプライバシーポリシーを以下のページに作成しました。

プライバシーポリシー

通常の閲覧者に関係する主な点としては、閲覧者のアクセス解析で用いるIP アドレスやブラウザーユーザーエージェント文字列情報の取得のほか、閲覧者のブラウザに対するCookieの保存についてとなります。

 

RHELのグラフィカルログインについて

アップデートの設定を誤り、GUI環境を一度削除した結果、GUIのログイン画面の設定に手間取りました。

dnf groupinstall “Server with GUI”とsystemctl set-default graphical.targetだけでは、ログイン画面はCUIのまま(ログイン後startxでの立ち上げは可能)の状態でした。理由としてはgdmが無効となっていたためsystemctl enable gdmで有効化した結果、元に戻りました。

ドラム式洗濯機の清掃について

NA-VD120Lという全自動洗濯機を使っているのですが、最近1回乾燥させても濡れていることが増えてきており、乾燥フィルターや排水フィルターを見ても埃などが詰まっていなかったので、10年弱使っていたのもあり寿命かとも考えたのですが、試しに乾燥フィルターの上流の奥を曲がるブラシで清掃したところかなりの埃がたまっていました。また、槽洗浄はこれまで水だけで行っていたのですが、洗濯槽 クリーナーを使ってみたところ、かなりの量のヘドロ状のゴミが排水フィルターに溜まっていました。清掃後洗濯したところ問題なく乾燥できていたので、どうやら原因は清掃不足だったようです。

KVM上で動作しているWindows11のクラッシュに対する対応

KVM上で動作しているWindowsを10から11にアップグレードしたところクラッシュが頻発してましたが、クラッシュする直前にエクスプローラーの挙動がおかしく、画面が固まることが判明したため、以下の対応を行ったところ改善されました。

・別のプロセスでフォルダーウィンドウを開く

・エクスプローラーの最近使用した履歴表示の無効化

参考にしたサイト

https://www.pasoble.jp/windows/11/explorer-omoi-freeze.html

Windows 11がリリースされて1年以上経過しますが、未だにシステムが不安定なところがありますね。

grubの記載誤りによるシステムの起動不可事象からの復旧

grubの記載誤りに端を発したシステム不具合から1週間弱かけて復旧しました。grubの記載誤りだけであればブート時のカーネル選択画面でeを入力すれば一時的に書き換えられるので、そんなに慎重に操作していなかったのですが、誤ったパラメータで無理やり起動したことで、ディスクエラーが発生しディスクチェックが必要になったことに気づくまで時間がかかりました。

以下対応まとめ

1.grubの修正
インストールメディアからレスキューモードを起動
/boot/efi/EFI/redhat/grub.cfgを修正する。
修正できない場合は一度削除してgrub2-efi等を入れ直すことで自動的に再生成される。
#rm /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg
#dnf reinstall grub2-efi shim grub2-tools
終わったらシステムディスクで再起動

2.ディスクチェック及び修復
起動すると「dracut:/#」と表示されてブートが止まるため、e2fsckによるディスクチェック及び修復(-p)を行う。
#e2fsck -p /dev/sda2
この際には対象ディスクをマウントしているとファイルが壊れるため注意
またチェックはレイドを構成している場合は各ディスクごとに行う。
自分の環境ではsdaとsdbでraid1を組んでおり、それぞれ4領域に分かれており各1番めはboot-efi領域のため、(sda2,sda3,sda4,sdb2,sdb3,sdb4)の4つに対して実行

3.ブートローダーのRAID設定
grub2-efiを削除していた場合RAIDの設定が消えているため、以前に挙げたRAIDの修復と同様にRAID再度設定し再起動。

RAIDの修復