クイックフォーマットを行ったWindows領域の復旧

virt-managerを用いたWindows10の環境にVirtualBoxを載せて遊んでいたところ、再起動に伴いVirtualBoxから読み出した物理ディスクのアドレスが変わってしまい、WindowsがインストールされたHDDを誤ってクイックフォーマットしてしまったので、復旧についてメモとして遺します。
クイックフォーマットはブートセクタに保存されたパーティション領域の設定情報を書き換えるため、個別のパーティションのデータが残っていることが多いそうです。ここでファイルを上書きしないように注意が必要です。
パーティションの復旧はホストのLinux上で「TestDisk」を用いて行いました。
TestDiskの使い方については、以下のサイトが参考になりました。
情報源: TestDiskの使い方 – パーティションの修復方法 | データ復旧大図鑑 – 自分で解決!ファイル復元
作業が終了したらディスク情報を確認し、各パーティションが復旧されていることを確認します。この段階ではブートローダーのWindowsの読み込みの設定が壊れているので、Windowsのインストールディスクを用いて、システムの復旧からコマンドプロンプトを立ち上げ、以下の2つのコマンドを入力します。
「bootrec /Rebuildbcd 」
「bootrec /fixboot」
その後スタートアップ修復を何回か(自分の場合は5回)行なえば、Windowsが起動しました。
こちらについては、以下のサイトが参考になりました。
情報源: UEFI/GPTインストールしたWindowsの「ブート領域」の復旧方法 – ぼくんちのTV 別館
しかし比較的簡単な作業ではあるものの、大体復旧させるのに3時間くらい掛りましたので、パソコンの障害は無いに越したことはないですね。

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