自宅PCをRed Hat Enterprise Linux 9.0に更新しました。
更新手順
以前はScientific Linuxを使用していたこともあり、OSのアップグレードはクリーンインストールした後にバックアップデータを復元していたのですが、かなり楽に更新出来ました(それでも更新後に多少の調整は必要でしたが)。もっともそれ以前にFedoraを使用していた時は簡単にメジャーバージョンの更新が出来ていたことを考えると、思うところはありますが。
なお、更新にあたり調整が必要だった点として
・AnthyがRHEL8系のパッケージとして残っており日本語入力出来なかった。→パッケージを一度削除してRHEL9系のパッケージとして再インストール
・RHEL9から仮想化ソフトでSPICEが使用不可になり、ビデオ設定がQXLだったため、virt-managerが起動出来ず、GUIではそれぞれの設定がデットロックとなり変更不可となった。→virsh edit コマンドから当該部分を修正する。
・SPICEによるゲストOSのサウンドのホストからの再生が、SPICEの廃止で出来なくなった。→パススルーしているUSBポートから外付けのサウンドボードを繋ぎ再生する。
ということが必要でした。