USBサウンドカードについて

最近マイクを使う機会が増えたことからUSBサウンドカードを購入しました。
自分の環境ではsnd-hda-intelドライバを使うとクラッシュすることから、snd-hda-intelドライバを使わないUSBサウンドカードが必要だったためです。ただ中には相性が悪い物もあり、結局3種類のサウンドカードを買う羽目になりましたので、参考までに載せておきます。
OS:Scientific Linux release 7.8 (Nitrogen)
1.Sound Blaster Play! 3
良い点
・USBポートに指すだけで入出力共に使える。
悪い点
・ホワイトノイズが若干気になる。
・しばしば突然切断される。
特にweb会議で使っていると一度切断されると再認識されるまで30秒程度無音となる。またオーディオデバイスをアプリケーションに再認識させる必要が有るため、使いづらいです。
2.Sound BlasterX G6
良い点
・イヤホンに繋いどときの音質が良い。(ホワイトノイズが気にならない)
悪い点
・マイクが使えない
デバイスとしては認識しているものの、マイク入力が出来ない。macbookでも試したものの同様にマイク入力が出来ない。パススルーさせて仮想化したWindows10に認識させたところマイク入力出来たため、マイクを使うのであればWindows環境に限定されるのではないかと思われます。
3.Sound BlasterX G1
良い点
・USBポートに指すだけで入出力共に使える。
・Sound Blaster Play! 3 よりもホワイトノイズが小さい
悪い点
・Sound BlasterX G6の方が音質が良い
以上のことから自分はSound BlasterX G1を現在使っています。
また、2番目のSound BlasterX G6は1万円超しますが。Windowsでの使用を想定した多機能化しているためか、LinuxとmacOSではマイクを使えませんでした。相性問題は使う機器の値段が高ければ良いというものでもないですね。
また、音質については個々人によって感じ方が異なりますので、あくまで参考となってしまいます。ある通販サイトのレビューでは3番目のSound BlasterX G1のホワイトノイズに我慢できず、直ぐに使うのを辞めた人もいるようです。
今はLinuxもデフォルトで様々な機器が動くようになってきていますが、未だに世の主流はWindowsであり。汎用性が高いと思っていたオーディオ機器ですら、使えないこともあるというのがよく分かりました。